マスカ・サ-ティ-ン

植原葡萄研究所の育成品種。2011年初結果の黄緑色品種で円形大粒9g(縦24mm×横24mm)。黄色味が強くボリューム感があり、外観が優れる。シャインマスカットに準じたジベ処理で種なしになる。果梗はしっかりしていて果芯も強く脱粒しない。肉質は崩壊性で爽やかなマスカット香があり、果粒は熟すと透明感があり、親のシャインマスカットの陶器のような不透明感とは異なる。糖度は18~20度と高く、皮ごと食べられ、皮を噛んで旨み甘みとコクがあり、シャインマスカットより皮ごと食べ易い。果皮はしっかりしていて裂果はない。熟期は8月下旬~9月中旬。棚持ちはいい。2012年10月にたまたま来園された北京植物園の育種家・楊美容先生(中国の第一人者)一行に絶賛された。なお、2015年のジャパン・ヴィティカルチャー・クラブの広島県での夏期研修会(全国から80~90人参加)に出品し、「これから栽培したい品種」のアンケ―トで第一位に選ばれた。粒はカッタクルガンに似た偏円形で先端が平らである。房形がよく、豊産。樹勢は旺盛。晩腐病に強く、耐病性もある。弊社所員の評価でも、甘いだけのシャインマスカットより本種の方が総合的に優れていて、これからの主要品種にしたい、と意見が一致している。これから贈り葡萄の主役として増産する計画である。

フリー台1本 4,320円
(税別4,000円)